検定試験

日本商工会議所では、企業が必要とする知識・スキルをもった産業人材を育成することを目的に、日商簿記検定をはじめとする「商工会議所検定試験」を実施しています。そのため、「商工会議所検定試験」はビジネス実務に直結する技能を重視し、企業規模や業種・業態などを問わず必要な知識・スキルの習得をめざす内容としています。

「商工会議所検定試験」
の一覧

  • 日商簿記

    企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする簿記技能を習得できます。

  • 日商プログラミング

    情報技術の基盤となるプログラミングスキルと論理的思考力を体系的に習得することができる試験です。

  • リテールマーケティング(販売士)

    マーケティング知識を活かした販売促進、売り場づくりや接客の技術、在庫管理などに関する能力を判定します。

  • 日商PC

    企業実務で必要とされるパソコンソフトを効率的・効果的に利活用できる「仕事力」を習得できます。

  • 日商ビジネス英

    実際のビジネスシーン(電話対応・会議・交渉接遇等)におけるコミュニケーションツールとしての英語能力を判定します。

  • そろばん(珠算)

    そろばん(珠算)能力を判定します。そろばんを学習することは、計算力・暗算力はもとより記憶力や集中力・思考力も養われ学力全体の向上も期待できます。

  • 電子会計実務

    簿記の理論・知識をもとに、会計ソフトを経営に役立てるスキルを習得できます。

  • DCプランナー

    “年金・退職金と投資教育のエキスパート”、それがDCプランナー(企業年金総合プランナー)です。

  • キータッチ2000

    資料やメモを作成するときに、頭で考えたこと、人から聞いたことを、キーボードを見ないで即座に入力できる早くて正確なタッチタイピングの能力を判定します。

  • ビジネスキーボード

    ビジネス実務で要求される早くて正確なキーボードの操作技能を判定します。「キータッチ2000」の中・上級レベルにあたります。

業務の例

簿記がもっと好きになる!セミナー

簿記がもっと好きになる!セミナー

簿記の魅力を知ってもらうため、大学生、高校生などを対象に「簿記がもっと好きになるセミナー」を開催。簿記の歴史や何に役立つかを説明し、簿記検定試験をPRしました。

検定試験の様子

簿記検定ネット試験の様子

日商では、試験会場での統一試験のほか、テストセンターで随時受験可能な「ネット試験」も実施しています。

業務の流れの例

部会での試験問題作成・試験問題のチェック

試験問題の作成

会計、マーケティング、データ分析、プログラミング等の分野の第一線で活躍されている専門家の協力を得て、各種検定試験の問題を作成しています。出来上がった試験問題は、難易度の確認のほか、様々な観点からチェックします。

受験者の募集

受験者の募集

各地商工会議所の協力の下、受験者を募集します。日本商工会議所では、主にウェブページやSNSにおける発信のほか、ポスターやチラシ、ガイドブック、新聞広告などのPRツールを作成・配布し、戦略的な普及啓発活動を行います。

各地商工会議所への案内、試験問題の発送

各地商工会議所への試験問題の発送およびネット試験システムへの試験問題の投入

ペーパー試験を実施する各地商工会議所に試験問題等を発送します。また、ネット試験の問題をネット試験システムに投入します。

検定試験の実施

検定試験の実施

各種検定試験は、各地商工会議所およびネット試験会場等が実施します。日商職員は、各種検定試験が円滑に実施されるよう、各地商工会議所およびネット試験会場等の運営をサポートします。