岡田治樹

若手のうちから
チャレンジできる
環境があります。

産業政策第二部

2018年入所 一般職員

岡田 治樹 OKADA HARUKI

インタビュー

エネルギー・環境問題に関する中小企業の取り組みを支援

産業政策第二部に所属し、2050年カーボンニュートラルをはじめとするエネルギー・環境分野の諸政策に関して、中小企業の声を集めて国・政府に要望していく政策提言活動に携わっています。
また、国内外でエネルギー・環境問題に関する動きが進んでいますが、中小企業には、カーボンニュートラルや温室効果ガス排出量の削減に向けた「省エネ」活動への意義やメリット、取り組み方法が浸透しておらず、「省エネ」活動に取り組む際のハードルが高いという実態があります。日商ではこうした中小企業のために、エネルギー・環境問題に対する取り組み支援も行っています。私は中小企業が「省エネ」活動を前向きに取り組めるような事業の実施、支援制度の紹介や情報・ツール提供などを担当しています。

インタビューの様子

一人一人の意見が尊重され、若手から提案・チャレンジができる環境がある

日商には、一人一人の意見が尊重され、若手からチャレンジができる環境があります。日商では、「CO2チェックシート」というツールを中小企業向けにウェブで提供しています。このツールを利用することで簡単に自社のエネルギー使用量やCO2排出量を簡単に“見える化”でき、そこからCO2削減に向けた取り組みにも繋げられるというものです。
このツールをもっと中小企業の皆様に活用いただきたいと思い、「CO2チェックシート」にどんなメリットがあるのか、どのように活用すればよいかをわかりやすく解説したガイドムービーの制作を提案しました。上司も「やってみよう」と快く承認してくれて、主体的に進めていった結果、ガイドムービーの制作・掲載をやり遂げることができました。掲載後は「CO2チェックシート」のダウンロード数も倍増し、全国の各地商工会議所からも好評を頂いており、達成感を感じています。
もちろんすべての提案が実現するわけではありませんが、「これをやってみたい」という意思と主体性があれば、若手であっても提案を受け入れてもらえる環境が日商にはあると思います。

インタビューの様子

世の中に広く影響を与えることができる仕事

意見要望活動の1つとして、経済産業省や環境省の審議会に会員企業の方に委員として出席いただき、中小企業の意見を伝えていくことがあるのですが、その会議における委員の発言原稿の作成を任されることもあります。あらかじめ発言内容の原稿を作成するというと驚かれる方もいると思いますが、委員の方には中小企業の代表として会議に出席いただいており、限られた会議時間の中で、効果的かつ説得力のある発言を行っていただくために、こうした発言原稿を作成するのです。委員個人の意見はもちろんですが、発言内容に深みと拡がり、リアリティを持たせるために、現場で直接ヒアリングした中小企業の「生の声」を踏まえた発言原稿を作成します。自分が作成した原稿に基づいて委員の方が審議会の場で発言され、その発言を反映した政策が実現したときは、とても達成感があり、他の企業では味わえない日商独自のやりがいを感じます。また、中小企業や各地商工会議所の「生の声」をヒアリングするために、日本全国の様々な場所に出張できるのも日商で働く魅力です。

プロフィール

プロフィール

岡田 治樹

東洋大学経済学部卒業。所属ゼミでは、中小企業に焦点を当てた研究を行い、実際に働く現場の実情や地域の現状の理解を深めるため、都内の町工場や商店街、大学OBが起業した会社への企業訪問を行っていました。こうしたゼミの活動がきっかけで、中小企業支援の活動をする商工会議所の存在を知り、日商へ入所しました。

入所後のキャリア

入所1年目

入所後、事業部に配属され、日商プログラミング検定の業務に携わりました。日商プログラミング検定は2019年に創設された新しい資格であり、配属当初は立ち上げ1年前。プログラミングについて全く知らなかったので、一から勉強してプログラミングの知識を身につけていくところからスタートしました。

2年目〜3年目

日商プログラミング検定の主担当として作業・調整全般を任されるようになりました。創設したばかりの検定だけに苦労は多く、手探りの状態でしたが、未知なる物事を解決するためにはどう工夫をすればうまくいくのか、考えて実行していくのが面白いと感じる日々でした。

4年目〜現在

産業政策第二部に異動。全く異なる環境で、毎日が勉強ですが、プログラミング検定の業務で身に付けたITスキルは、ガイドムービーの制作にも役立っています。今後も知識・スキルを研鑽しながら業務に励んでいきます。

1日のスケジュール

働く様子
  • 09:30

    出社

    PCを起動して業務スケジュール、受信メールを確認します。

  • 11:00

    審議会

    関係省庁で開催される審議会に随行します。会議を傍聴して今後の政策動向などをチェックするとともに、会議内容のメモ取りを行います。

  • 12:00

    昼休憩

    ランチでは、ビル内で販売されているお弁当をよく食べています。低価格で栄養バランスもとれていて、とても重宝しています。

  • 14:00

    資料作成

    各地商工会議所へ最新の政策動向を共有するための資料を作成します。これまでの審議会資料や新聞報道をチェックしてなるべくわかりやすくタイムリーな資料作りを心掛けています。

  • 16:00

    部内会議

    週1回、部内会議を実施します。それぞれ受け持つ業務の進捗報告と商工会議所全体での動きなどについての共有を行います。

  • 18:00

    帰社

    メールの返信・対応忘れがないかチェック。明日以降のスケジュールを確認・整理して帰宅。 早く帰宅できる時は、最寄りのスーパーに立ち寄り、タイムセール品を狙って買った食材で自炊をしています。

職員インタビュー